中高年のセカンドキャリアについて本気だして考えてみた(地方移住編)

はい、おはようございます。

大吉です。

ようやく、ブログを書くことにも抵抗感なく書き上げられるようになってきました。

さりげなく、いつの日かアフィリエイトで食っていける日々を目指しながら、コツコツ記事を書いていきます。

今日のお題は・・・キャリア編その2

 

中高年のセカンドキャリアについて本気だして考えてみた(地方移住編)

 

・・・はい。ということで、もちろん、大吉は中高年と呼ばれるにはまだまだ時間の余裕があって、リアリティに欠けるところがあるんですが、

一昨日、人材関係の方で中高年のセカンドキャリアを担当されている方とお話をしましたので、受け入れる側の視点として、考えてみました。

 

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かいつまんで、お話をすると、

・自分たちは中高年(だいたい55歳~60くらい)の人のセカンドキャリア相談に乗っている。

・少なくない比率で、地方へ移住し農業をしたいという人がいる。

・研修などを含め、受け入れ先がなく困っている。助けてくれないか?

 

ということでした。

結論から言うと

基本、

むりゲー

です。

 

なぜか!?いろんなところで問題になっていますが、中高年の地方移住ってそんな言うほど簡単じゃないんですよ。それも農業をしたいて言うんでしょ?

絶対とは言いませんが、かなり難しいです。せめて50歳くらいから前もって計画をしておけば、まだ状況はちがいますが、勤め先の倒産や、リストラや、何があったかは知りませんが突然地方移住とかかなり難易度の高いライフスタイルの変化です。

 

とはいえ、ムリなものを無理!といって終わったのでは生産性がないから、一つ一つ整理して考えていきましょう。

 

まず、目的を明確化することです。

地方に移住することによって自分が何を求めているのか?

 

これが明確でないうちに動いちゃうと、まず失敗すると思われます。

よくある勘違いとして『農業(で生計を立てる)がしたい』のか『農(作業)をライフスタイルに入れたい』のかです。

 

前者の場合・・・つける薬がないレベルです。(+o+)

そして、当の本人もその困難さはよく理解しているでしょう。それでも本気で達成したい人は、不思議なことになにかしら自力で解決してくるので、大吉から言えることは・・・『頑張ってください。応援しています。』

いや、マジで。だって、還暦を前にして未経験のことで、絶対に無理って言われていることに挑戦するなんてかっこよすぎじゃないですか!?

だから、応援しています。

 

まぁ、手がないわけではないですが、長くなるのでまた今度・・・。

 

 

後者の場合・・・現実を相談しながら話を進めましょう。

まず、中高年の方のお金事情に大吉は詳しくないので、お金に関しては言及不足になることはご了承ください。その上で・・・、

 

1、ホンマニ、ソレしたいの?

農(作業)に限らず、音楽とか絵画とかをゆっくりしたいという方がいますが、『』してますか?

よく子どもの頃ありませんでしたか?

アナタ『コレ(おもちゃ)、買って~』

母『ほんとに使うの~?。買ってあげるから、ちゃんと使いなさいよ~。』

・・・(1週間後)

母『あのおもちゃはどうしたの~?』

アナタ『え~!?もう飽きちゃった。』

母『・・・。』

 

あなたが本当に田舎に行って、農業なり、音楽なりをしながら余生を過ごしたい。というなら、、、

アナタもう、動いてますから!

言い訳とか聞きません。

農業がしたいなら、休みの日を使って農業体験できるところに行けるんじゃないですか?

音楽がしたいなら、どんなマイナー楽器であっても、通信を含めれば必ず練習を始められるはずです。

 

なのに、なぜ!?今動いていないのか?

答えは簡単、憧れだけで、ナンモ中身はないんです。

だから、そんなあなたは移住はやめましょう。

貴重な老後資金をたった1週間の遊びのために田舎に捨てることはないですよ。

 

ちなみに、上の写真は大吉の職場の畑の1枚です。

これで1反(340坪)あります。

草を刈るのに全面を刈払機(左下の黄色い機械)1台で、半日はかかります。

夏のくそ暑い日中に半日も外に出れますか?

 

2、ロケーション重視で移住先を決めるな!

よく聞く失敗例が、これです。別荘であれ、古民家再生であれ、おそらく地方移住には500万を下らないくらいの費用がかかる場合が一般的だと思います。(最小限の額として)

せっかく大金を使うわけですから、あせらず、ケチらずに行きましょう。

 

どういうことか、言わずもがな、田舎の人たちっていうのは閉鎖的です。

ポジティブに言うなら極度の人見知りです。しかも、何十年も集落から人が出ていくことしか聞いてない中で、突然見ず知らずのオッサンが

ここの風景はなんて素敵なんだ!』

ここに住んでいる人たちはなんて幸せなんだ!』

と言って自分宅のよこに突然やってきたら・・・

気味悪すぎでしょう?

 

田舎というのは本当に人間同士の付き合いが密です。

なので、人間関係のスクラムがっちりです。それこそ、ブレイブブロッサム並みに!

そこに、気味悪がられてる『自分』が単身! 乗り込むわけです!

これ、営業経験者だったら、どんなに恐ろしい状況かわかるかと思います。

 

じゃぁ、どうするか!?

まずは、目指してる地域の近隣で、『まだ都市部だ!』といえる地域に入ってください。

そこがマンションなんかおススメですね。

マンションなら、田舎とはいえ意外と人間関係が薄くて住みやすかったりしますし、

逆に、関係が濃ゆくても、接点が持ちやすいのでつながりができやすいです。

 

ついでに、近くにの場所に住むことでその場所の気候もわかります。

『意外と冬はさむいなぁ~』とか

『風が強くてこまるなぁ~』とか

よくあるところでは

『夏になると海水浴客で・・・』とか、

 

家を買うときは最低3回行けと言われます。

(平日と休日、日中と夜間などを分けて)

 

アナタ!そこに何回行きました?

 

 

ということで、2000字をだいぶ超えちゃったので、語りたいことはまだありますが、強引にまとめると以下の通りになります。

・『田舎に行きたい!』という前に、田舎に行ってやりたいことを先にはじめてください。

・ロケーションに惚れず、まずは近くに行ってもっとよく観察しましょう。近くに行くことで、もっと詳しい情報や、もっといい情報が得られます。近くなので困った時に助けてくれそうな人の縁もできます。(人の縁のほうが大事だったりしますが・・・)