就職活動を迎える君へ③

さぁ、3発目

 

雅楽で言うとこの序・破・急の急!

 

就職活動を迎える君へ③

 

さぁ、話は佳境に入ってきましたね!

フツウな自分がいかに周りの『普通』なやつをなぎ倒し、な内定を掴むか!?

 

答えは簡単です。前回も言った通り、『正直』であればいいんです。

 

ニッパチの法則って聞いたことあります?

なかったらググってね。

 

ようは世の中の八割の人は『フツウー』な人なわけです。

『え~!?でも僕が受けたい会社は大手だからやっぱり特別な人でないと~』って

特別な人はさっさと進路を決めて、医者・弁護士・官僚・(最近は)学生起業!をしちゃってます。つまり、あなたと同じ部屋で、同じ時間を過ごして、就活戦線に出てきてる時点で『フツー』な人なわけです。

特別な人がこういう戦線に出張ってくることがないわけではないですが、大企業に入って行く人たちがそんなにユーシューな人たちばかりだったら、日本の景気はもうちょっと良くなってると思いません?

 

マンションの杭がどうのこうのとか、原発があぁだこうだとか、名門企業の会計がごまかされてたとか、『フツー』の人がフツーではないことをしようと無理した結果なんですよ。ほんとに『ユーシュー』な人ばかりで大企業が形成されていたら、ちゃんとリスク管理してソフトランディングしてるって!

 

そもそも、今言ったように、目の前にいる人事マンも至って『フツー』な人なわけです。フツーな人は、できる人にどういう感情を抱くか知ってますか?『嫉妬』です。

 

ほら、あなたもサークルで、または大学構内で、めっちゃ美人なコを彼女にしてる奴に嫉妬したでしょ?大吉もしてました。

そういうフツーな人が、目の前にできる人が出てきたら嫉妬しないわけないですやん!!しかも、できるやつだから、自分の席を奪われるかもしれないし。

 

世の中では『優秀な人が欲しい』とか言ってますが、アレ。大ウソです。だって、そもそも、さっきも言ったように、優秀な人は普通は就活しないですから。就職するにしても、そういう人は社長がどっかから見つけて当別枠採用です。

だから、あなたは人事マンに損をさせないように『正直に』『ありのままに』居ればいいんですよ。

ありのままって言っても、結局ドレスは着ていたように、ボロ着はだめですよ。

 

 

『じゃぁ、正直って何!?』

 

正直とは『なんだかんだ大手がいいんです。』『友人に見栄をはりたいんです。』いいじゃないですか。まずは自分を認めることからです。

お金はないよりあったほうがいいし、誰も知らない会社よりみんなが知ってるところがいいし。それを認めたうえで、なんで目の前の会社に入りたいか?なんですよ。

日本の就活の不思議の一つは『仕事(職務)』ではなく『会社(仲間)』だけしか選べないところです。ということは、結局仲間集めなんですよ。

いくら『御社でOOをやってみたいんです~』って吠えたところで、

人事マンは(ってことはOOができないなら入社しないってことね?)とか(OOができるならべつウチでなくてもいいよね?)とかひねくれながら思ってますから。

※そういう職務から就活戦線を戦うのはアリです。そして、概してそっちのほうがうまくいく。

 

つまり、就活とは『仲間選び』の場ですから、

マズは目の前の人事マンを『人事マン』と思わずに『一人の人間として』接することです。ハダカの付き合いができない奴を中身に入れてくれる人いますか?居ないですよね?だから、あなたが採用しようとしている人間はこんな人間です。というアピールをするのです。

に夢を見させることです。『今はフツ~な僕ですけど、皆さんと一緒に働く中でOOになっていきたいです』とフツーな人間は人を育てるの好きですから。ほら、アキバのファンがAKBを育てたように、あなたを育てることが会社にとってメリットがあるように感じさせるのです。中途であれば、もっとダイレクトに会社の利益になるということのアピールですね。

最後に、上の二つを証明する事実を述べて終わりです。これが大事です。ここが貴方の過去の体験によってつながらないと、どちらかで『ウソ』または『おべんちゃら』を言っていると思われるからです。自身の経験こそ自身の性格を形成するものはありません。学校の先生を目指す人が必ず『OO先生みたいな先生になりたい』とか『△△先生みたいな人に教わる生徒を減らすために』というように。

 

 

以上。3篇に分けて書いてみた就職活動を迎える就活生にエールを書いてみました。

まぁ、フツーであることが最大のリスクになっていく社会ですが、それでも『フツー』であることが幸せであると、信じて違わないキミに送るメッセージです。