AIが導く世の中について考える前に・・・。
最近の日経新聞の一つのトレンドはAI(artificial intelligence),IOTといったジャンルですね。なので、AIについて語ってみましょう。
でも、その前に、、、
AIが導く世の中について考える前に・・・。
「賛成する人がほとんどいない。大切な真実」を探しませんか?
http://blog.hatena.ne.jp/daikichikato/daikichikato.hatenablog.com/edit?entry=6653586347149288020
まず前提として、
ムーアの法則をご存知でしょうか?
簡単に言うと、集積回路の技術が18ケ月の間で、2倍の進歩を成し遂げることを言います。これが、AIすなわち人工知能に関していうと、1950年ごろから人工知能の進歩は加速し始めて、人間の知能を人工知能が超える時期が2045年ごろに訪れると言われてます。ちなみにこのタイミングをシンギュラリティ=技術的特異点と言いいます。
そして、2045年には作業に加えて「思考する」という行為まで、ロボットに優位性を奪われる人間は、仕事がなくなると言われております。
当然『単純作業』はこれからもっとロボットに奪われることでしょう。
「え~働かなくてもいいのぉ~!?超ハッピーじゃん~♪」
って思ったあなた!ハイ♪ ゆ・と・り♡ ですね。
働けなくなる⇒失業する⇒食えなくなる⇒飢え死にする
という恐怖のサイクルが心配されていて、だから産業界や日経新聞は盛んに将来に関して警告をしているわけです。
で・す・が。
本当に、シンギュラリティは到達するのでしょうか?
実は、50年前からずっと言われる続けていることがあります。
なにか?
『40年後には石油が枯渇する』
・・・50年前+40年後=マイナス10年
本当なら、10年前には石油は枯渇していたはずらしいです。
しかし、いまだに『40年後』まで、石油は大丈夫らしい。消費量は当時とはけた違いに増えているのに。
これから大吉が何を言いたいのか?
資源は有限であるということを、AIを語るときに皆、忘れてないですか?ということです。そもそも、石油の消費量が40年前と現在では全く違うように、AIを支えるレアメタルの消費量も30年後には現在とは比べ物にならないでしょう。もちろん、代替品の開発は常にされていくでしょうが、それでも、地上にある資源を使う限り、それは有限です。ちなみに、レアメタルの埋蔵量と使用量に関してはこちらのサイトを
資源枯渇リスク- レアメタル問題 | NIMS レアメタル・レアアース特集
ご覧ください。
完璧に枯渇をすることが見込まれているんですね。
AIを進歩させ、人間よりもっと優秀なSiriを開発できたとしても、その人工知能を作るための資源が・・・ない。
笑い話じゃないですか!
しかも、石油の代替として作られている、水素エンジンや燃料電池ってどう考えても内燃機関よりもレアメタルを消費するのに。
じゃぁ、どうするか・・・ガンダムの世界と同じです。地球で枯渇する鉱物資源は宇宙に求めて行くしかない。メディアでは盛んに『もうすぐ手が届く!宇宙旅行!』的な記事がのほほんと載っていますが、なんと日本のメディアはおめでたいあたまをしているのでしょうか?
格安で、宇宙旅行に行けるということは、当然、格安で宇宙のものを持って帰られるということ。
さらに怖いのは?宇宙ってどこの国からでも行けますか?ってこと
現在、有人飛行を可能とする技術は、アメリカ・ロシア・中国のみ。ロケットを打ち上げる技術はEUと日本。あるいは宇宙エレベーターを作る気でしょうか?
世界中に何カ国あるか知ってますか?そのなかで、宇宙にアクセスできる国は、数えるほどしかない。
今日のテーマを決めたときには大吉自身、思いもつかないオチになりましたが、
第一次世界大戦や、太平洋戦争がなぜ起きたか知ってますか?