『デキル人』とは、『デキナイ人』の妄想の産物です。

おはようございます。

加藤大吉です。

 

最近、人事・ビジネスネタばっかりだなと反省しておりますが、今日も行きます。

このまま年内ずっとにしようかな・・・?

ということで、

 

『デキル人』とは、『デキナイ人』の妄想の産物です。

 

 

はい。今日のネタは『デキル』『デキナイ』ネタです。

こういうことに悩んでいる方って多いですよね。

しかも、『デキナイ人』は結構真剣に悩んでいて結構ウツが入っていることもあるので、気をつけなければならないんですが、、、

 

・・・気をつけません!(キッパリ)

なので、これを見ていて、かつ自分を『デキナイ人』と決めちゃってる人は本気時の取り合追加に気を付けてくださいネ。劇薬だと思います。

 

結論から言うと、この世の中に『デキル人』っていうのはいないし、ってかほんのごくごくごく一部だし。日本中を探しても、1人居るかいないかレベルです。本当にデキル人は。

そして、デキナイ人っていうのもいません。あなたが勝手に自分を『デキナイ人』と決めつけちゃってるだけなんです。いや、実は、アナタは、勝手に自分で自分のキャラを『デキナイ人』キャラに設定し、自分の設定通りに実演した超デキル人なのかもしれない!!(笑)

 

こんなことはよく言われていますが、大吉自身もほんの少し前までは「そんなことねぇよ。やっぱり、デキル人はデキルんだよ」とか言って、ヤサグレれていました<(_ _)>

 

けどね、やっぱり、みんな一緒『フツー』なんですよ。特別デキルとか、できないとかはないんですよ。実際、脳科学では10ケタの数字を暗唱できる人間は、皆等しい力を持っているそうですよ。10ケタ・・・市外局番を含んだ固定電話の電話番号です。

もし、あなたがご自宅の、ご実家の電話番号を記憶できないというのなら、、、ごめんなさい。違う道を探しましょう。

 

みんな一緒『フツーである』というのを確信したのは、サッカー・サンフレッチェ広島の青山選手のコメントを目にしたときです。コレを目にした時、大吉は『あぁ、やっぱりこのレベルの人もこういう視点なんだなぁ。自分の考えと一緒やん♪』と思ったんです。ではコメント。

 

僕は決して上手いプレイヤーではありません。自分では下手だと思っています。・・・』

 

いや!チョイ待ちぃ~な!あんた!

あんた、今年チームのキャプテンだけでなく、今、眼の前でリーグのシーズンMVPを取ったばっかりやん♪『日本で一番上手い』というといろいろ議論があるかもしれないけれど、アンタ、今年のMVPやで~~~~。

 

続いて、

 

サッカーに対する情熱、試合に対する思い、気持ちでは絶対誰にも負けないという気持ちでいつもサッカーをさせていただいています。

 

さらに、

 

僕は12年間、広島で育てて頂き、広島だからここまで成長できたと思います。

 

出展:MVP初受賞の青山敏弘「自分は下手」と語るも「広島だから成長できた」 | サッカーキング

 

 

あ、大吉理解した!理解できたよ!青山選手の考えが!(知らんけどな)

 

つまりですね。こういうことが言いたいんだと思います。

 

『僕は、上手い下手で言うと、マダマダ上がいると思ってます。本心から自分の才能のなさを自覚していますコンプレックスです。だからみんなあんまり褒めないでください。恥ずかしくなるので。/けど、サッカーは好きです。大好きです。そこはだれにも負けません。/なぜ、自分がここに立てるかと言ったら、僕が入ったところがたまたま広島だったからです。広島でなく、他のチームだったらここに立ててません。つまり、僕の上手い下手は環境に左右される程度のものなんです。』(訳:大吉)

 

これね、アタマ悪い人はめっちゃ感動して聞いてると思います。「なんと青山選手は謙虚で素晴らしい人格者なんだ!」って。

けど、違うんですよ。青山選手は自分の下手具合が嫌なんですよ。どうしようもなくコンプレックスなんですよ。

コレなんですよ!コレ

 

仕事がデキナくて悩んでいるアナタ!

 

Jリーグというプロで飯を食えてて、しかもキャプテンを務めるくらいですから、普通には「才能がある」って判断されるでしょう。しかし、彼は、自分で自分に才能がないって知ってるんですよね。それは、プロになれなかった選手もプロになった選手も、そのまた上の選手も小学校からのキャリアのなかで『全レベルの人たち』を見ている青山選手だからこそ言える言葉なんですよね。

同じことが職場でもありますよね!?デキル先輩が『別に俺がデキル訳じゃないよ。たまたま、お前からしたら俺がデキル様に見えるだけさ』って。でも、実はその先輩の社内評価はめっちゃ高くて、『なんだよ!結局お前は「デキル奴」じゃんか~』ってね。

 

ぼくら、一般ピーポーからしたら、何かしらで大きな成果を上げている人っていうのはどうしても『超スゲェー人』って目線で見てしまうし、事実メディアとかでもそういう風に扱われてしまうので勘違いをしやすいですが、

 

大吉としては、思うわけです!

 

『実際、デキル人と呼ばれている人も、デキナイ人と呼ばれてる人も能力として大差はない』

 

 

と。

ほら、学生時代にも記憶があるでしょう?

 

隣の席の奴が、数学の模擬試験で98点を取っていて、自分が『スゲー!お前頭いいじゃん~!』と。でも、彼がこういう『やめてくれよ~。偶々だって~。そういうのマジ困るからさ~』って。そして、別の科目では自分のほうが少し『点』が良かった的な。

 

そうなんですよ。人は皆。自分が出せない結果を出せる人のことを過大評価してしまうんですね。

人は言います。『隣の芝生は青い』と。

自分が持っていないことを過大評価し、神格化し、そして、自分ができないことへの言い訳にする。

 

最低ですよね。

 

自分の努力のなさを棚に上げて、自分が上手にできないのを才能という誰にもどうしようもない理由で言い訳して現実から逃げてる人。

 

さっさと現実と向き合いましょう。

アナタはたしかに『デキルひと』ではないかもしれないが、『デキナイひと』でもないのだから。

 

~明日へ続く~