~続~ 『デキル人』とは、『デキナイ人』の妄想の産物です。

おはようございます。

加藤大吉です。

 

どうでした?昨日のカナリな激ヅメだったでしょ?現実を見せてられたでしょ?

しんどかったでしょ?

でもね、このブログ、誰が書いてると思ってるんですか?大吉ですよ!?

D・A・I・K・I・C・H・I !!

 

あのままだったら、そこらへんのイタイ人たちと一緒じゃないですか?だから終わりません!!後篇行きますよ!?準備はいいですか?

それでは行きましょう。後篇です。

 

~続~ 『デキル人』とは、『デキナイ人』の妄想の産物です。

 

 

 

はい。前回を簡単にまとめると、『才能の差なんてないよ。デキル・デキナイをきめるのは努力の量だけだよ』ってないようでしたね?

 

ア『本当でしょうか?』

大『もちろん違います。』

ア『え?じゃぁ、やっぱり、才能の差はあるんですよね?』

大『それも違います。』

ア『え?じゃぁどういうことですか?』

 

お答えしましょう。

大吉は「ドラクエ」ユーザーでしたので、ドラクエでお話しします。

 

アナタは、勇者だとします。剣技は剣士に劣り、魔法は賢者に劣り、逃げることさえトルネコ、否、盗賊に劣る。まさに劣るものだらけ。まさに『無能』『デキナイ奴』ですね。

けどね。冷静に考えましょうよ。

アナタより剣技に優れる『剣士』だって、魔法は『メラ』一つ、『ホイミ』一つ使えない。

アナタより、魔法に優れる『賢者』だって、剣技はできないし、そもそも、MPなくなったらただの一般ピーポー=村人です。洞窟に入るにあたってマジいらねーひと。

 

誰もが憧れる『武道会の花形』剣士だって、偶々剣の修業をしていたから、魔王を倒すパーティーに加われたのであって、道を間違えて魔法の修業をしていたら・・・。

もちろん。ベギラゴンからザオリクに、マホカンタを操る賢者様だって、魔法ではなく、剣技をしていら・・・いつまでも斬撃一つできない、木の棒きれを振り回すただの頭のおかしいおじいちゃんですよ。わかります?もう、村の子どもに後ろ指差されるレベルです。

 

剣士が『剣士』として活躍し、賢者が『賢者』として活躍し、魔王を倒す最高の『パーティ』にいられるのは、『たまたま、自分のできることを探して、のばして、できないことは仲間に頼る』ってことを覚えたからなんですよ。

ワンピースもいっしょです。『船長』が『船長』でいられるのは、『世界一の剣豪』になることも『世界一の航海士』になることも、『医者』も『音楽家』も『造船技師』も、ぜ~~~~~んぶあきらめたから。これが、『船長兼剣豪兼航海士、医者、音楽家』って目指してたらフーシャ村から出られませんから!

それこそ、最初の村から出られません。

 

青山選手はそのことについても言っているんですね『たまたま広島だったから』と

逆を言うと『広島じゃなかったらプロとしても怪しかった』ってことです。広島という環境が合っていたからここまで来れたにすぎない。と。

 

 

もうわかりましたか?

 

だれもが、全教科満点を取れないように、人それぞれに向き不向きがあります。

『置かれた場所で咲きなさい』と偉い女の人がいていましたが、もちろん。置かれた場所で咲こうとする努力は大事です。大事ですけど、努力しても咲くことができないならさっさと場所を変えることです。

 

農業では、『適地適作』という言葉があります。『モノを作るにはそれに向いたところで作りなさい。そのほうがより「ラク」に、より「美味しく」できる』という意味です。なんで、ワザワザ「苦行」を冒してまで、より「へたっぴ」な才能を伸ばそうとするんですか?

村人が剣技を覚えようとして隣の剣士に負けたなら、さっさと見切って賢者を目指したらいいんですよ。魔法が隣の魔法使いより下手だったら、さっさと盗賊になればいいんです。盗賊にすらなれなかったあなたは『勇者』になることが唯一できるのだから。