今年も『抱負』を立てたあなたへ贈る本!

こんばんわ

加藤大吉です。

 

年が明けると早いもので、もう5日。

今年もいろんな『抱負』をたてた方が多いんじゃないでしょうか?

そんな、

 

今年も『抱負』を立てたあなたへ贈る本!

 

を書いてみたいと思います。

 

まず、トップバッターは

君主論:ニッコロ=マキャべリ』です。

Amazon.co.jp: 新訳 君主論 (中公文庫BIBLIO): ニッコロ マキアヴェリ, Machiavelli, 池田 廉: 本

 

言わずもがな、古典の名著中の名著ですね。古典には非常に難解で、分厚くて、読みにくいものが多いですが。コレはわかりやすく、しかも薄い文庫サイズですので、あっという間に読むことができます。意外と、定番すぎて読んだことがない方も結構多いのではないですか?

マキャべリと言うと有名なのが「狡猾・非道・冷酷・無慈悲」といったイメージの『マキャべリズム』ですね。もちろんこういったイメージは構成の評論家による勝手なラべリングにすぎません。

もちろん、そういったイメージが全くの事実無根ではないのですが、ではなぜ、そういった「狡猾・非道・冷酷・無慈悲」といわれるようなことを文書にしなければならなかったのか?

それは、当時イタリアが置かれた状況が苛烈を極めたからです。

イギリス、フランス、ドイツ、スペインといった大国はもちろん。東からはイスラムの脅威もある中で、各都市が独立し、勢力を競う様はまさに戦国時代。そういった時代背景では、誰か有能なリーダーが国をまとめなければ、愛すべき母国が諸外国の餌食になってしまう。

そのようななかで、『イタリアを守るという目的に忠実にコミットした結果の政策提言が後世になって歪曲されて伝えられるようになったんですね。

 

当時の方法論がそのまま現代に通用するかはともかく、『他人に後ろ指を指されようが、目的のためにはコレが最短の方法』と信じて違わない。まさに『目的達成史上主義』とも言うべき考え方。

優先されるべきは『その場しのぎな偽りの平和』ではなく、『目的が達成された後の真の平和』という著者の姿勢は、今年の『抱負』を達成するにあたって自分を律する一つのスパイスになること間違いなしです。

 

 

 

次は

船井幸雄の60の言葉:佐藤芳直

一流になりなさい。それには一流だと思い込むことだ。 舩井幸雄の60の言葉 | 佐藤 芳直 | 本 | Amazon.co.jp

 

はい、船井幸雄といえば、内資コンサルファーム最大手の創業者ですね。

この本で、衝撃的な言葉は『一流になりなさい。それには、一流だと思いこむことだ』です。

なんじゃそりゃって感じですね(笑)

普通は『一流になったから一流だと自分のことを思う』とおもいます。

一流企業に入社し、一流の実績を残し、自分を一流または思えるようになる。

 

これ、実は大間違いなんですよね。最新の人事コンサルティングでも言われてます。

結果があって変化がある。

おそらく多くの人は、『抱負』を決めるにあたって、『できてない自分』から『できている自分』をイメージしているのだと思います。そうでなく、『できた自分』がまずあって、そこに自分を調整していく。そんな感覚を得てほしいと思います。

 

 

最後は、

『人を動かかす:D=カーネギー

人を動かす 新装版 | デール カーネギー, Dale Carnegie, 山口 博 | 本 | Amazon.co.jp

言わずと知れた、成功哲学系の大ベストセラーです。

抱負(目標達成)というよりは、コミュニケーション論といったイメージが強いですが、これも実は『君主論』と同じ理由でピックです。というのも、目標達成に当たって最大の障壁は『感情』です。○○をしなきゃいけないけど・・・してしまう。△△するべきなんだけど・・・。

この本も同じです。酷い対応をされた。絶望の淵に立たされた

この本に出てくるモデルの人たちはみな同じような状況に立たされます、普通であれば感情が優先してくるような状況。そんな状況から目的(ゴール)へ向かうための最善と思われる手法を実行していく。そこに『悲しい』『腹立たしい』といった主人公(自分)の感情は関係ないんですね。あるのは目標(ゴール)達成への渇望のみ。

そういった多くの人たちのオムニバス形式の物語、是非、自身の『抱負』達成へのお伴としてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

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